卒業式を2日後に控えた3月17日(木)、静修日とごミサのために2年生一同が集いました。指導してくださった森一弘司教様は、講話とごミサの中で、「人間が生きていくためにどうしても必要なもの」に私たちの心を向けて下さいました。人間は、自分のありのままが、かけがえのない存在として温かく受けとめられるという土台が必要であること、明暗双方ある過去を柔らかい心で受けとめ、常に今を誠実に生きるということが、未来を開く力になっていくということを、様々な例から分かりやすく話してくださいました。また、これから社会に羽ばたいていく卒業生たちに、自分の存在と働きを通して、他者の幸せを生み出していくことに心を向けて欲しいと、力強いメッセージをいただきました。
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森 一弘司教様 |
この日は、卒業生たちにとって本校での最後のごミサとなりました。本校での祈りの体験が、卒業後、様々な困難の中でも、祈りや思いやりの価値を信じ、逞しく道を切り拓いていく支えとなってほしいと願った一日でした。
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ごミサの様子 |